客観的な指標をコミュニケーションの材料に!〜6/19「OYAOYA?」東中野開催レポート

6/19(月)、東中野キングスガーデンにて「OYAOYA?」を開催しました。今回は「赤ちゃんとママの防災講座」さんからのお声かけで実現した特別企画。子連れにやさしい居心地のよい空間で子ども達は横で派手に遊びながら、じっくりワークショップを行いました。

いわゆる産後クライシスと言われる状況の構造を概観してから、参加者のみなさんそれぞれの産前産後の変化を元に、各自の課題と対策をクリアにしていきました。

20160619-patomatoワークショップ

でも、いざパートナーと話をするとなると、何かと感情的になってしまいがちです。ちょっと他人事くらいに距離を持って話ができるとお互い気持ちが楽。ワークシートを利用することで、解決したいことの優先順が見えやすく、客観的に話がしやすくなるので、ぜひ活用してほしい思います。また、お互いの協業イメージのずれをあまり深刻にならずに確認しあう視点とツールをご紹介しました。

今回お話を聞いていてもそうでしたが、育休でも現状専業状態になっていると、完全にママ側に家事が偏っているのが圧倒的に多いパターンです。仕事に復帰するから分担が必要なのではなく、育児モードになったら一緒にやらないとまわらない、という前提のスタート地点に立てるとよいですね。

20160619-patomatoワークショップ

参加した方からは、
「自分の現状を冷静に整理して確認することができました」
「『気づき』が多く充実した1日でした」
「とても前向きな気持ちで今日1日を終えられました。」
などの感想をいただきました。

何かとひとり思い悩んだりする中、明るく前向きな気持ちになって帰っていただけたのはとてもうれしいことです。
シートを利用してパパとの深刻になりすぎないコミュニケーションをしてみたり、ママ自身のスタンスに新しい視点が加わって少し変化が生まれたり、みなさんの育児生活が一歩快適になることを応援しています!

ふたりは同時に親になる産後のずれの処方箋

『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』
猿江商會 ¥1500 +税 ISBN978-4-908260-08-7
Amazonの販売ページ
hontoの販売ページ

※Amazonでマーケットプレイスにしか在庫がない場合、「株式会社トランスビュー」という出品者が出版社直の正規ルートですから安心してお買い求めください。
honto.jp は常に在庫が安定しているようです。

狩野 さやか

早稲田大学卒。株式会社Studio947のデザイナーとしてウェブやアプリの制作に携わる一方、子育て分野を中心にコラムを執筆。patomatoを運営してワークショップや両親学級講師などを行なっている。著書に「ふたりは同時に親になる 産後の『ずれ』の処方箋」。 → 狩野さやかMAMApicks連載コラム一覧

おすすめ