「考える・つくる 2本立てワークショップ vol.2」(12/10)開催レポート
あっという間に年末気分の高まった12月10日(木)、patomato×FabLabβBashamichi共催「考える・つくる2本だてワークショップ vol.2」が横浜馬車道にて開催されました。10月の開催に続き、第2回が早速実現しました。
前半の「考える」は狩野が担当して『「OYAOYA?」産後のもやもや大整理!』の時間です。時節柄、直前キャンセルなどもあり人数は前回より少なめでしたが、むしろじっくり進行。皆さんご自身の産後・育児期を可視化しながら、産後クライシスってどういう構造で起きているのかを見ていきました。
参加者の方からのエピソードで、とある経緯で夫に「そういうつもりで言ったわけじゃないんだけど」と言われたというところで、別の方が「うわーひどい!私それちょうど2日前に言われて頭にきたばっかりで!!!」と大きく反応。「ひどいなんてごめんなさい!」とフォローされる様子に思わず一同温かい笑いがおこりました。
夫にとっては何気ないひと言が、妻にしてみれば「信じられない!わかってない!どうしてそういうことが言えるの!」というレベルの発言に値する。妻の怒りのポイントが夫にはぽかんとしてしまうくらいよくわからず予想外で「そういうつもりじゃなかった」のひと言。妻はその言葉にもう拍子抜けというかがっくり……そんな様子が伝わってきます。
どうしてここまで両者の感覚がずれてしまうのか、しかもそれぞれ違う夫婦のはずなのに、どうしてそんなふうに定型のようなことが起きてしまうのか……。その客観的な理由を見つけるところが、産後クライシス対策のスタートだと思います。
後半はFabLab β Bashamichiスタッフ・おもちゃ作家 佐藤蕗さん講師で、皆さん素敵なバッグを仕上げました。FabLab β Bashamichiの昇華プリンタとヒートプレスで仕上げたバッグは、絵柄をナイロン繊維に転写してしまうので、アイロンプリントのようなペカペカ感もなく既製品のような仕上がりになります。洗っても全然問題ないそうです。ぜひ興味のある方はオープンラボを訪ねてみてはいかがでしょうか。
今年最後の「OYAOYA?」となりましたが、来年はまた1月に新宿区内で開催予定です。また詳細が決まりましたら告知いたしますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』
猿江商會 ¥1500 +税 ISBN978-4-908260-08-7
Amazonの販売ページ
hontoの販売ページ
※Amazonでマーケットプレイスにしか在庫がない場合、「株式会社トランスビュー」という出品者が出版社直の正規ルートですから安心してお買い求めください。
※honto.jp は常に在庫が安定しているようです。