千葉県栄町にて新米パパ育児応援塾の講師を担当しました

新米パパ向け講座 実施レポート

気持ちよく晴れた7月10日(日)、千葉県印旛郡栄町にて、新米パパのための育児応援塾の講師を務めてきました。多くの方がママも赤ちゃんもご一緒に参加され、笑顔もあり真剣な表情もありの和やかな1時間半となりました。

パパも育児の主人公

「パパも育児の主人公〜産後の変化をママと一緒に乗り切るために〜」と題した今回の講座、データや実際のママたちの声と、ワークも取り入れながら、まずは産後のママのリアルに想像力を働かせてもらいました。ご参加のママ達が「そうそう!」と大きくうなずくシーンもあり、パパが知らなかったママの現実が見えてきました。そして、パパとママがずれやすい実態、ママのサポートをするときの原則、サポートの具体例などをお話ししていきました。

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開始時刻に集まられたパパの皆さんは、赤ちゃんと一緒のお出かけは慣れたもので、だっこも当たり前。ママとのチームワークもとっても自然です。こんなふうに積極的なパパには講座は必要ないかもしれない……とつい思いそうになりますが、そんなご家庭でも、実際には育児家事の大半をママが担当しているのが現実です。

やる気があるパパでも気づかないことがある、やる気のあるパパだからこそ、もっと効果的にママのサポートができるように応援したい、という気持ちでお話ししました。

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パパ同士で相談しながら……ママからヒントは言いません!

中央に赤ちゃんの遊びスペースが設けらていたので赤ちゃんも最後までがんばって一緒に過ごしてくれました。ママもパパもお疲れさまでした!皆さんとてもいい表情で帰られたのが印象的でした。

アンケートから

ご参加の皆さんのアンケートからは、講座の内容を受け止めてくださったことが伝わってきました。

パパからは、

産後の変化について(ママの心境や環境)具体的に知ることができて良かった。お互いに尊重することがとても重要だと思いました。

今までいかに自分が何もしていないか、やった気になっていただけと感じました。

《育児を担っていても》気持ち的には『ママ頑張れ』の部分が大きかった気がします。これからはママを戦友だと思い2人で頑張っていこうと思います。

ママからは、

なかなか、ママの産後の体の変化や心の変化など、伝える機会がなく、うまく伝えられないため、このような機会はとてもよかった。

共感できることがいっぱいあり、あらためて思うことも多かったです。パパにも、知っているとは思うけれど講座をきいてもらえてよかったです

パパにはなかなか伝えられない『心の声』をストレートに表現していただきありがとうございました。今回参加してくれたパパに「ありがとう」を伝えます。

などの声をいただきました。
育児に奮闘中のパパ&ママにちょっと違う視点が加わり、お互いの尊重や感謝のきっかけになったならとてもうれしいです。

また、ママの変化だけでなくパパの心境も具体的に知りたい、家事や子育てに関してママに「あなたは手を出さないで」と言われてしまうケースはどうしたらいいのだろう、といったご意見もあったので、今後もっと掘り下げていきたいと思います。
(※アンケートは掲載許可をいただいたものから引用しています)

「パパ向け講座」お問い合わせください

20160710-papa2今回私が担当した栄町の新米パパのための育児応援塾は、4回連続のうちの1回目で、2-4回は、遊び、ヨガ、DIYなど楽しい内容が続きます。育児世代に手厚い支援のある栄町、とても暖かい雰囲気を感じました。

今回のようなパパ向け講座、これからも力をいれていきますので、お気軽にお問い合わせください。

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狩野 さやか

早稲田大学卒。株式会社Studio947のデザイナーとしてウェブやアプリの制作に携わる一方、子育て分野を中心にコラムを執筆。patomatoを運営してワークショップや両親学級講師などを行なっている。著書に「ふたりは同時に親になる 産後の『ずれ』の処方箋」。 → 狩野さやかMAMApicks連載コラム一覧

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